食材宅配の放射能検査・農薬の使用回数は?
- らでぃっしゅぼーや
- オイシックス
- 大地を守る会
- コープデリ
の放射能検査自主基準、情報公開、農薬の使用回数や有機栽培、添加物の使用について調べました。
らでぃっしゅぼーやの安全基準
①農薬の使用回数を制限した減農薬野菜
普通の野菜は慣行栽培農産物と呼ばれ、都道府県が定めている回数分農薬をかけています。
特別栽培は慣行栽培の半分の農薬程度に制限しています。
らでぃっしゅぼーやの野菜は、それ以上の回数制限をかけています。
②添加物を90%カット
調味料・お菓子・惣菜などの添加物を極力使っていません。
国が定めている746の添加物のうち、90%を使っていません。
有機JAS許容添加物、指定添加物の一部のみ使用しています。
③自主基準を設けて放射性物質を検査
全ての野菜の放射能検査をしています。
果物・肉魚・きのこ・加工食品 国の基準の半分以下
葉物野菜・牛乳 国の基準の20分の1
卵・水・ベビーフード 不検出
の条件を満たす物を配達しています。
※不検出は1~3Bq/kg
また産地限定の野菜も選べます。
検査結果は、らでぃっしゅぼーやのホームページで1項目から検索して見ることができます。
オイシックスの安全基準
農薬は最小限、化学肥料は極力不使用、遺伝子組み換えは不使用、残留農薬検査、
放射能検査については毎週ホームページで検査結果を発表しています。
検査基準は国の基準と同じ100Bq/1kg以下
ベビー・キッズ商品は不検出のみ配達しています。
不検出は5~10Bq/1kg以下
産地・生産者を確認し、選んで購入できます。
大地宅配(大地を守る会)の安全基準
農薬
有機栽培のもの、農薬不使用のものが88%
化学調味料・添加物は基本不使用
放射能検査
ベビーフード・子供用食品は不検出のもののみを宅配
不検出は3Bq/1kg
それ以外のものは10Bq/1kg以下のものを宅配
検査結果は毎週ホームページに公開されます。
また、西日本以南(愛知県以南)に限定した野菜配達もしています。
コープデリの安全基準
一般食品 100Bq/kg
飲み水 10Bq/kg
牛乳・乳児用食品 50Bq/kg
検出限界は乳児用・水が5Bq、一般食品が10Bq
まとめ
放射能検査
食材宅配で一番放射能検査自主基準が厳しいのは、らでぃっしゅぼーや
不検出の数値が3Bqで、一般食材も国の基準の半分以下とされています。
オイシックスは、子供用食品については、らでぃっしゅぼーやに近い厳しい基準ですが、それ以外の食品は国の基準と同じになっています。
大地宅配は、野菜のみですが、10Bq以下を基準になっています。
農薬基準
農薬使用回数が一番厳しいのは、大地宅配。88%の野菜が農薬不使用となっています。
らでぃっしゅぼーやは特別栽培で許される回数より制限するとなっていますが、無農薬ではありません。